何かを身につけるには、“わかる・やってみる・できる”の三段階の一番上までいかなければなりません。
しかし、高校や予備校の「授業」はその一番下の「わかる」の段階までしかやってくれません。
大切なのは、「授業」ではやってくれない「やってみる」「できる」をしっかりやることです。
具体的に説明しましょう。
学校の授業を受けただけで、クラス全員が定期テストで100点を取れるでしょうか?
おそらく不可能です。
少しでも良い点を取るために、生徒はテスト勉強に時間を割くのです。教科書やノートを使って、授業で習った内容を復習します。
重要な箇所を赤シートで隠すなどして自分で言えるか「やってみる」ことが大切です。
何度も「やってみる」を繰り返し、忘れないようにし、「できる」ようにしなければいけません。
定期テスト前、「演習」や「暗記」などに費やす自学自習の時間を「やってみる」「できる」の段階と思ってください。
高校生ですと、学校で年間1000時間以上の授業を受けています。さらに予備校・塾などで授業を受けているにもかかわらず成績が伸びない、という生徒が多くいます。
理由は、多くの生徒が授業を受けっぱなしにし、完璧に「できる」ようにしていないからです。
特に現役生は、学校(予備校・塾)の授業や部活動で一日が終わり、復習時間を確保できていないケースが多くあります。
成績は、授業ではなく、その復習である「やってみる」「できる」の段階で急激に伸びます。
武田塾では、一方通行の授業を一切やっていません。代わりに、厳選した参考書を使って「やってみる」「できる」の段階に多くの時間を割いています。